クリスマスなんてなくなれと思っていたけれど。




お名前 佐藤 亜美様(北海道)
年齢 29歳

昔から人よりも太っている私は恋人ができたことがありませんでした。

中学・高校と女子高でそのあとにはすぐに会社の事務職になったので、出会いもあまりありません。太っていることもあって、自分に自信をもつことができませんでした。

ですがその考えが変わったのは、職場で仲が良かった女の子に恋人ができたことです。とても失礼な話なのですが私と仲が良いだけあって、その子も地味で太ってはいないもののお世辞にも可愛いといわれるタイプではなかったのです。それなのに恋人ができたと嬉しそうに報告された時には、心の底から祝福なんてできませんでした。

詳しい話を彼女に聞いてみると、どうやら出会い系のサイトで出会ったと言っていました。 私は「色々怖い事件もあるし、画像を載せたりしなければならないんでしょ?大丈夫なの?」と聞いたところ、「まったく怖いものではないよ!画像も仲良くなってから見せる方法もあるから!」ととても前向きなものでした。

家に帰って、悔しいような羨ましいような不思議な気持ちになってしまった私は彼女に教えてもらったサイトにアクセスしました。そうすると、抱いていたサイトのイメージとは違い、とても爽やかな出会い系サイトには見えないようなサイトでした。 一気に不信感もなくなり、プロフィール登録をしてサイトの登録を終えました。

次の日になると、メッセージが10件以上来ていたと思います。そこに、私が好きなアニメを同じように好きでいてくれる男性からメッセージが入り、お互いやりとりが始まりました。

私は太っていてコンプレックスがあるので、あまり自分のことには触れずに楽しい話ばかりしていたと思います。 彼もそういう私を知ってか知らずか、触れることなく楽しく話をしてくれるようになりました。

それから2か月程経って、「逢いたい」と言われるようになりました。最初は拒否していたものの、私もそういう思いが出てきていたので正直に太っていることがコンプレックスであることを告げると、「まずはお互いに逢って話をしてみないか?」ということになり、逢う流れになりました。

初めて逢ったのはクリスマスです。なぜその日になったかというと、お互いに「クリスマスなんて恋人がいない人からしたら意味がないよね。」と嘆いていたので、あえてその日にしようということになったからです。

とても緊張しましたが、彼はコンプレックスがあるといっていた割りには普通のどこにでもいるような男性でした。あとから彼から聞いた話によると、私の印象も「太っていると言っていたけれど、ぽっちゃり程度で自分はその方が好みだ。」ということでした。

結局、二人で沢山お喋りをして好きなアニメの話で盛り上がり、これ以上ない位楽しんだ後に告白され、付き合うことになりました。

まさかクリスマスに恋人ができるとは思いもよらなかったので、とても良い思い出です。




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